近所にできたジム
4月に、近所にトレーニングジムができた。しかも実に通いやすい月額設定。
これは魅力的だということで、スタート時から契約して通っている。
筋トレ自体は以前から週1程度やっていたが、ジムに通い始めてからは週2になった。
やはり色々な部位を最新器具で鍛えられるのはとてもいい。
でも。やっぱり筋トレはあまり好きではない。しんどいから。
ジムに通い始めてふと実感したことがある。
「ジムでのトレーニングも武道的な要素がある」
何度か触れたが、私はもともと非常にだらしない人間であった。
実は20歳前後の時にもジムに入会したことがあったが、だらしない人間が継続できるわけもなく、1~2か月で辞めてしまった。
ジムはひたすらに自分との闘い。ここが武道的な要素。
ジムに通う理由は人それぞれあるだろう。ダイエットやボディビル、ストレス解消などなど。
どんな理由にしても、継続するには自分と闘い続けることになる。
だらしない人間だった頃の私は、この自分との闘いに早々に敗北したのだ。
尊敬するトレーニーたち
文字数稼ぎ…もとい。
自分のモチベーションアップのためにも、現在通うジムにどのような”自分との闘い”をしている人がいるかご紹介したい。
あ、前提として、この方たちは赤の他人なので、名前も知らないしトレーニングする理由も知らない。
一人の方は、推定年齢50半ばの男性。
非常に小柄な方で、おそらく長袖を着ていたら筋トレをする人には見えないだろう。
しかし、トレーニングしている姿(ノースリーブ)を見ると、非常に引き締まった体をし、なおかつ、筋繊維が浮き出るような体をしている。相当なトレーニングを積んでいるのが分かる。
私が日曜日の朝6時半頃にジムに行った時、その方はすでに黙々とトレーニングをしていた。
その日は背中トレの日だったのか、時々「あ~いてぇ」などの声を出しながらひたすらローイングやチンニングなどをやっていた。
私が数部位・数種目やる間(2時間程度)、ずっと背中トレ。しかもその後に、クロストレーナーをハイスピードでやっていた。
いや~もうすごいの一言しかない。
もう一人。推定年齢50半ばの女性。
私は日曜日と水曜日にジムに行くのだが、いつもこの女性がいる。
たまたま通う日が重なっているだけかもしれないが、いつ見てもトレッドミルをやっている。
ダイエットをされているのか、ただひたすら走って汗をかいている。
こちらの方も尊敬する。
武道もトレーニングも自分との闘い
ジムには様々な方たちが通う。
ボディビルをするムキムキな人や今から体を造ろうとしている若い人、ダイエットするおじさん、同僚と一緒に和気あいあいと歩いている若い女性などなど。
この中にはいつか辞めてしまう人もいるだろうが、何かの理由で自分と向き合い、自分と闘っているのは間違いない。まさに武道的。
かく言う私のジムに通う目的は、第一に格闘技に必要な筋力を得るため。第二にいい体形を造ってイケおじ(イケてるおじさん)を目指すため。
好きではない筋トレが果たしてこんな理由で続くのか。またいつかの投稿で話をすることになるだろう。