道場や体育館は〇い

道場や体育館は〇い

道場や体育館の厄介なもの
世界的ブログに成長したこの闘気塾日記(閲覧者数一日2~3人。それも多分、身内)の読者のみなさんならご存知だろう。
真冬の道場や体育館の中は空気と床が冷たくて、手はかじかみ足がジンジンする。
こういうのを専門用語で『めっちゃ寒い』という。
学術的には、『夏はめっちゃ暑くて、冬はめっちゃ寒い』ということになる。
マットの上はまだいいが、床面にじかに素足を置くと足だけではなく芯から身体が冷えてくる。
あまりに寒いので、西都道場の大人の女性の一人が冬季は稽古を休む期間としているくらい。
我々はこの期間を”冬眠”といい、「○○さんは冬眠に入った」という会話を毎シーズンしている。
冬眠に入りたくなるくらい寒いのだ。

闘気塾本部道場は宮崎県高千穂町にある。
観光名所として名高い同町は、標高の高い山あいの町で冬は寒い。
隣町(五ヶ瀬町)には、日本最南端のスキー場「五ヶ瀬ハイランドスキー場」があるくらい。
常設道場(借りている場所ではなく自らが所有する道場)である本部道場には全面マットが敷いてあるが、それでも寒い。
サンドバッグを打って体を温めようにも、あまりに寒くてサンドバッグを打った手足が痛い。
寒さはなかなか厄介なのだ。

寒さを解消する唯一の方法
そんな寒さも、いざ稽古が始まって基本稽古をすると解消する。
その頃には手足も温まって、サンドバッグやミットを打っても痛くないくらいにはなっている。
道場の仲間たちの熱気もあいまって、道場内もそんなに寒くなくなっている。
そうなればこっちのもので、あとは組手などを精力的にこなせば、あら不思議。
稽古が終わるころには汗だく。およそ冬とは思えないほど滝のような汗。

「冬は汗をかかないからダイエットには不向き」
「ウォーキングしても外はなかなか体が温まらない」
そう思っている方。空手道場を覗いてみてくださいまし。
そこには冬でも元気に汗をかいている人たちがいるので。
そして気になったら体験を。やってみると楽しいですよ。

あ、汗かいた後はきっちり拭いたり着替えたりしましょう
そのまま帰ろうとすると汗が寒さを助長して風邪をひくことになるので注意しましょうね。