タイプ別道場の一長一短

タイプ別道場の一長一短

ちょっと待って!久しぶりにこの闘気塾HPの解析を見ると…一日に20件くらい見られていることが判明。増えている…。ヤバい…ヤバい…。
道場についてのページなどを見られるのは大いに結構なのだが、この闘気塾日記は読まれる前提で書いていない。なので、読まれることが分かると私は…ちょっと恥ずかしい。

道場のタイプ
闘気塾は高千穂に本部道場、西都・宮崎に支部道場がある。
高千穂はいわゆる”常設道場”。常設道場とは、建物を自らの所有とするか、または所有者と賃貸契約(テナント)を行い、道場専用の場所として設置する道場。
西都は“体育館道場”。体育館道場とは、私が今勝手に命名したのだが、地区の体育館や公民館などの公共施設を借りて設置する道場。
宮崎は“間借り道場”。これも今勝手に命名したのだが、他の団体が所有するスペースを借りて設置する道場。

それぞれの長所
常設道場の長所は、やはり所有者の好きにできる点。空手を始めとする格闘技は何かと道具類が多い。安全面を考慮すると、地面にはマットを敷きたい。
常設道場は自らの所有なので、道具は置けるしマットも敷きっぱなしでオーケー。闘気塾高千穂にはサンドバッグが2本も吊り下げられているし、マットも全面敷設。
なんとも羨ましい。道場責任者なら、一度は常設道場に憧れを持つのではないだろうか。
“体育館道場”にもいいところはある。
なにせ広い。西都支部の子達は、練習前後に野球や追いかけっこ、バドミントンなどをして楽しんでいる。そして公共施設であるため、借りる費用が安い。
“間借り道場”はどうか。
他のスポーツ団体などのスペースを借りるので、その他団体のスポーツとの親和性が高い。
宮崎支部はバッファロー柔術の道場を借りて活動しているが、柔術をやっている人が空手に来たり、その逆もあり得たり、タイプの違う格闘技を楽しむことができる。
スポーツジムのスペースを借りている場合であれば、所属する道場生はジムのサービスを受けられるなどもある。
こんな風に、それぞれのタイプの道場で長所がある。

それぞれの短所
短所を挙げてみる。
常設道場は、やはりまず費用。自分で建設からやるにしてもテナント契約するにしても、初期費用は結構大きい。
また、広さもそこまで大きくできないという欠点もある。
体育館道場は、公共施設であるため、好き勝手にできないという点や設備を整えるのに制約があるという点。
また、間借り道場の短所は、これも道具類を置けないなど好き勝手にできないという点が一番だろう。あとは、場所代が公共施設ほど安くはないという点もある。

練習環境も考慮して
ご覧の通り、どのタイプの道場も一長一短ではある。
費用はかかるけど好き勝手したいなら常設道場、好き勝手はできないけど広々と使いたいなら体育館道場、ちょっと費用はかかるし好き勝手はできないけど手軽に始めたいなら間借り道場、という感じ。
比率で言うと、空手道場に多いのは体育館道場ではないだろうか。柔術道場は常設道場が多いように思う。柔道や剣道は武道館を借りているパターンが多いのではないか。

武道・武術系の習い事を検討する際は、それぞれの格闘技、それぞれの道場の練習環境も考慮に入れて検討してくださいね。

<今日の道場生のひと言>
足を怪我したため、練習を休んで見学していた父親が普通に歩く姿を見た小学3年の息子

「普通に歩いちょっかぃ大丈夫やろ!(#゚Д゚)」

普段はおとなしくて声をあまり張り上げることがない子が、急に遠くからデカい声でお父さんを糾弾したのでみんなちょっとびっくり。
普段は、自分が怪我しても「練習しろ」と言われるのに、お父さんは休むからちょっと怒ったのだろう(´・_・`)