道場を辞めた子が…

道場を辞めた子が…

先日、試合に出る道場生の型練習を行っていたら、5年前まで一緒に練習していた子が顔を出してくれた。近所のピアノ教室の帰りだという。
中学生になってすっかり女性らしく成長しており、感慨深かった。
今は中学の勉強や部活、習い事で忙しい日々を送っているとの事。

元教え子が道場に遊びに来てくれるのは、指導者にとって嬉しい。
少なくとも、道場が嫌ではなかったということであるし、指導者を嫌ってはいないということだから(笑)

今でも十分とは言えないが、以前の道場運営はまずかった点が多々ある。
道場生の何人かはそのせいで辞めていったように思われ、今でもよく反省をする。
そしてその反省を現在の道場運営や稽古内容に活かす。
つまり、道場生が辞めていくのは指導者にとってはツラいことではあるが、教えられることが多々あるのだ。

現在の道場はそういった子達のおかげで成り立っていると思うと、久しぶりの顔も尚更感慨深いというもの。
同時に、辞めていった子達の益々の多幸と活躍を心から願うばかり。謝々。アーメン。南無阿弥陀仏。