TOTとは
世界中7千万人の闘気塾日記ファンのみなさんは、“舌先現象(別名”TOT“)”という言葉をご存じだろうか。
これは「あー!思い出せそうで思い出せない!喉まで出かかってんのに!ムキー!」となるあの現象だ。
この現象は通常、高齢者に頻出するらしいが、それには“高齢者ほど語彙が多く、思い出すのに時間がかかるため”とする説と、“加齢により語の検索機能がうまく働かないため”とする説があるらしい。後者の説が有力っぽいのだが、なんとなくどちらも納得する。
で、私は最近、人の名前がパッと出てこないことがある。
子どもの頃から噂には聞いていた。「年を取ると、人の名前がパッと出なくなる」と。若い頃は『そんなことある?』と少し疑っていたが、どうやら私にもその時が到来したらしい。“廊下は走るな”と言われるが、私の老化は突っ走っている。
名前を覚えることはすぐできる。なにせ私は、妻も驚くほど人の名前を一発で覚える。生まれつきの特技なのか、はたまた、営業職時代に培われたものなのか、それは分からないが、とにかく覚えることはすぐできる。ただ、最近はパッと出てこないことが増えた。
若い頃に起こるTOTは、単純に頭に定着していないからというイメージがある(知らんけど)が、年齢が高じてからのTOTは引き出すのに時間がかかるという感じだ。
練習の時に困る
困るのは空手の練習時だ。
最近、道場生の人数が増えたことにより、頭に入れた名前が増えた。そうすると、頭に入っている名前を引き出すのに時間がかかるのだ。それは、新しく入った道場生の名前だろうと何年もいる道場生の名前だろうと関係ない。
「え~っと………○○(名前)!」のような感じになる。一人の名前を言う時はまだいいのだが、複数人の名前を列挙する必要があるときが困る。「え~っと…○○と…○○。…○○と…○○ね」という具合。兄と弟の名前を混同するなど、言い間違いも多い。
練習の前に頭の中で『この子の名前は○○、この子の名前は××…』などのように、おさらいをしておくと多少ましな気がするが…。
いや~困る。実に困る。これからますますそういった事が増えるんだろうなぁ…。 体型は努力でなんとかなる。髪の毛の減少問題も、どうしてもの場合、昨今は薬を処方してもらえる。しかし脳の衰えはなんともしようがない。老化とは切ないものだ。

