2年間の健康対策

2年間の健康対策

肝臓を気にする
酒。それは、格闘技・猫と並ぶ私の大事なもの。仕事?そんなものはこの聖域には入れない。
私には、「酒がなければ○○をする必要がない」または「酒がなければ○○を食べる意味がない」と思っているものがたくさんある。

例えば、酒がなければ焼肉を食べる意味はないと思っているし、酒がなければ花見をする必要がないと思っている。それに、酒がなければ刺身を食べる意味の“64%”はない。焼肉は酒があってこそ価値があるし、酒なしの花見など、もはやただの寒さか日差しとの闘いでしかない。そして、刺身の美味しさは酒によって完成する。素でそう思っている。
そんなのがたくさんあるくらい、私にとって酒は大事なものだ。まさに「酒無くて何の己が桜かな」の境地。
飲酒の頻度?頻度はもちろん毎日毎晩。コロナやインフルエンザで高熱にうなされた時はさすがに3日くらい飲まなかったが、熱が少し下がった4日目にはもう飲んでいた。
飲酒量?量は、ビールを飲んで焼酎を飲んでカクテル飲んで、あとはハイボール(大体2~3杯ほど)を寝る直前まで飲む。夜の食事でおそらく一日の摂取カロリーの半分以上(おそらく1300~1500㎉)を摂っていると思われるが、そのうちの半分は酒のカロリーだろう。つまり、私の体の4分の1は酒でできているということ。

そんな感じなので、人によく「体はなんともないのか」「肝臓の数値は異常ないのか」と聞かれる。そして私自身も、肝臓の数値は結構気にしている。気にしているというのは、健康診断及び献血の結果で気にするということ。
幸い、気にはしているものの、そこまで大きな異常値は出たことがない。その辺りの考察は過去回を参照されたい。

気になる腎臓
生まれた時から酒とともに生きてきた私。当然、肝臓の数値は気にしているが、実は、もう一つ気になる臓器がある。そう、腎臓だ。
というのは、20年近く前、練習生として空手の練習をがんばっていた頃、腎結石を患ったことがあるため。当時を振り返ってみると、強度の高い練習をする割には水分をあまり摂らなかった。そのために腎結石になったと思われる。腎結石、これがめっちゃ痛かった。
腎結石はそれ以降ないものの、その後も健康診断の度に腎臓に関する数値だけが異常値を示す。
近年でいうと、“血清クレアチニン”と“eGFR”いう数値が去年までの3年間連続で異常値が出ていた。異常値と言ってもそこまで大きな数値ではないのだが、一応気にしている。なにせ医療機関による判定がCなので(Aが最上)。

水を飲む
『今のうちに何か対策をして正常に戻さんとなぁ』と考えていたところ、妻からある対策を勧められた。それは、水をたくさん飲むということ。この対策を2年前から始めた。
当初、妻からは「水分を一日2リットルを飲むように」と言われた。思わず「え?それは酒の量も含みますか?」と聞いたが当然、「アホか。含むわけないやろ。水のみの量じゃ」と言われた。酒の量を含むなら楽勝なのに…。

で、妻が勧める水分補給を本気で試してみることにした。しかし、これが思った以上に大変だった!

幸い、職場には地下から汲み上げたおいしい水が蛇口をひねれば出るので、水の調達には困らない。しかし、それまで水分をあまり摂らないことに慣れていた私の体は、2リットルの水に対応できない。胃がむかむかしてきたのだ(そのため、今は1.5リットルで落ち着いた)。
そして当然のことながら、トイレも近くなる。水分をあまり摂らなかった時は、日中一度もトイレに行かないこともあったが、水をたくさん飲み始めてからは、3回ほどは行くことになった。

結果は…
そんな試行錯誤を繰り返して1年後、つまり昨年の健康診断。“血清クレアチニン”と“eGFR”ともに、数値は明らかに改善していた。と言っても、まだちょっとはみ出しているので、さらに1年間水を飲み続けた。
いよいよ今年の健康診断。数値はどうか…。お?“eGFR”が正常値になっている!“血清クレアチニン”も改善されていて、ほんのわずかはみ出している程度(正常値1.0以下のところ1.06)。他の数値もすべてA判定で、会心の結果と言えるだろう。

やはり人間の体にとって水分は大事ということ。過去記事で書いたレモン水習慣も続けているし、これからもがんばって飲水習慣を続けよう。
そうすれば来年にはオールAになるかもしれない。…いや、この歳でオールAなんて、現実はそこまで甘くないだろうな…。

<今日の道場生の一言>
闘気塾西都の練習場所である体育館の緞帳(どんちょう・カーテン)にぶら下がっていたコウモリを小学2年生の道場生が見ていた時、私が冗談で「持って帰って食べていいよ。唐揚げにするとおいしいよ」と言った時の道場生の反応

「お母さーーん!コウモリ持って帰っていい?唐揚げにしたらおいしいってー!((´∀`*))」

大笑いしながら慌てて止めました。