体調を崩す&レモンをかじる

体調を崩す&レモンをかじる

インフルエンザ罹患
昨年末の話だが、インフルエンザAにかかってしまった。
2024年12月20~23日に、全国大会引率のため大阪に行った。インフルエンザが流行していたため、コンビニでマスクを購入し、電車内などでは必ず着用していた。しかし大会当日、マスクをキャリーケースに入れたままホテルに預けてしまった。新たなマスクを買うか迷ったものの、『一日くらい大丈夫だろう。このまま行ってしまえ』という誤った特攻精神により、マスクなしで大勢の人達がいる全国大会会場を過ごした。どのようなことでも、誤った特攻精神はすべからく裏目に出る。

宮崎に帰って来た翌日の夜、何か体調が変で思わず床に寝転んだ。さらにその翌朝、微熱が出て昼から休みを取ったが、夜に熱が上がった。翌日病院に行くとインフルエンザAと診断された。おそらく誤った特攻精神でマスクを着用しなかった日にもらったのだろうと思っている。まさしく、“特攻野郎Aチーム”だ(知らない人はごめんなさい)。寝正月ならぬ、寝クリスマスを過ごすハメに。
結局、熱が39.8度まで上がり、その高熱が2日くらい続き、さらに微熱状態が2日ほど続いた。おかげで仕事納めも出勤できなかったし、自分の道場の稽古納めや所属する柔術道場の忘年会も出席できなかった。

熱が引き、隔離期間から解放されても、しばらくどこか不調という感じで、酒もあまり美味しくなかった(通常通り飲んでいたが)。格闘技を休んだのは9日間であったが、復帰後もスタミナが落ちていることを実感したし、どこか本調子ではない。最終的に、スタミナを含めて本調子になるまで2週間くらいだっただろうか。
コロナの時も同じくらいの高熱が出たが、体感としてはインフルエンザの方が影響が大きかったような気がする。

風邪もひく
体調を崩したのはこれだけではない。
格闘技という接触競技を毎日しているので、手洗いうがいは気を付けているが限界はある。そして40代半ばという年齢で毎日格闘技をしていたら、体は疲れて免疫も落ちるはず。実際、体が疲れている自覚はありすぎるほどある。結果、2024年は風邪を何度かひいた。
若い頃、同じように風邪をちょこちょこひいていたが、原因が分かって対策を講じてからはもう何年もひいていなかった。なのに!2024年は4回くらいひいた。

ビタミンが足りていない?いや~ドラッグストアで売っているビタミン剤を毎日飲んでいたので、足りていないということはないはず。寒さ対策もちゃんとやっている。本当に体が疲れすぎて免疫が落ちていたとしか考えられない。
格闘技の回数を減らして体を休めるようにする?1日くらいは休めるかもしれないが、もうすでに一週間のルーティンになっているのでこれもなかなか…。ん~どうしたものか…。
ん?ちょっと待て。近くに風邪をまったくひかない人がいる。妻だ。聞いてみよう。

始めたレモン習慣
私「主(妻)はなにゆえ風邪をおひきにならぬのですか?」
妻『レモン水を摂取しておる』
私「ビタミンなら毎日摂っています」
妻『たわけ。ビタミン剤はいかん。ビタミン以外にも色々入っておるからな。レモンを摂取することを許す。これからはレモンを摂取いたせ』
私「はっ!(ササッ)」

こうして私はレモンを毎朝かじるようにし、ポッカレモン大さじ一杯くらいをボトルに入れ、レモン水を飲むようにした。これを書いている時点でまだ3ヵ月程度ではあるが、体調は良いし体の疲労感も以前よりない。レモンをかじったときのあの“顎キューっ!”も、慣れればなんてことない。
さてさて、レモンはおっさんの体調をこれからも守ってくれるのか。レモン習慣は続く。