世界中で7千万人(大ウソ)の闘気塾日記読者のみなさん、冬と夏はどちらが好きですか?どちらが苦手ですか?
私は断然、冬の方がいいです。寒さはさほど苦ではないが、夏の暑さは耐え難い。夏の何もしていないのにだらだらと流れる汗もあまり好きではない。その点、冬はいい。運動以外で汗をかくことはあまりないから。
私は断然、冬派。
冬は太りやすい?
たまにこういう声を聞く。「冬は汗をかかないから、体重が減りにくい」。これって正しいのか?否、正しくない。結構多くの人が勘違いしているのだが、体重が落ちるというのは汗が出るから落ちるのではない。
考えてみてほしい。体の水分なんて水を飲めばすぐ戻る。サウナで精一杯汗をかいて体重計に乗ると、体重は減っている。ただその後、水や牛乳やビールなどの水分を摂ればすぐ戻る。
また、サウナスーツを着て汗を出して体重を落とすやり方もあるが、それも同様に水を飲めばすぐ戻る。プロボクサーなどがサウナスーツを着て汗を出しているのは、体の水分すらも出し切ってカサカサの状態で計量に臨んでいるため。計量が終わったら水分を摂って元に戻っている(興味のある方は、【ボクシング 計量前後】で検索して画像を見てみてください)。あ、細かいことを言うと、サウナスーツは心拍数を早く上げる効果もあるので、その意味では減量時の良いツールの一つです。
ということで、体重が落ちるのは水分ではなく、あくまでも脂肪が減るから落ちるのだ。(※間違ったやり方をすると、筋肉や骨まで細くなって体重が減るが、これは避けるべきだろうと思う)
実際は?
下の画像は、私が17年前にダイエットに励んだ時の記録なのだが、グラフ部分を見てほしい。1月からダイエットを始め、6月くらいまでは順調に体重が落ちている。しかし、7月上旬から10月中旬くらいまで体重が停滞し、それ以降はまた下がり始め、12月中旬に目標体重に達している。
この体重の動きは細かいことを言えば色々あるのだが、季節に目をやると、おおよそ冬季に体重が落ちて夏季に停滞している。この事実からも、決して“冬は体重が落ちにくいということはない”ことが分かる。
冬が痩せにくかったり太りやすいと感じたりするのは、この時期の生活習慣によるものと思う。
冬は何かと飲食をする機会が多い上に、寒くて外に出る気にならない。そのため、摂取量が多い割に消費量は少ないという悪循環になっている。つまり、食事に気をつけながら、運動系の習い事などの運動習慣を作っておけば、冬でも体重は減らせるし健康も維持できるということですな。
ま、一般的にはそれがなかなか難しいのだが。
最後に、ダイエット系の話をする際は毎回言うが、私はダイエットの専門家ではありません。上記は、ちょっと勉強したことに実体験をプラスした私の経験談です。なので、あまり鵜呑みにしないでください。
