妻との議論集:競争を楽しむ

妻との議論集:競争を楽しむ

明けましておめでとうございます!本年も実戦空手道闘気塾をよろしくお願い致します。

ある塾の先生
妻との会食中のこと。
妻が、仕事でお世話になっているある英語教室の先生の話をした。
その先生は、以前は大手の塾講師をしていたが、引っ越しを機にご自身の教室を開校した。
以前勤めていた大手の塾では、色々と方針に疑問があったとの事だが、なかでも徹底した“競争をさせない”という方針に疑問があったらしい。
その先生は、「子供たちは競争が好き。ただし、楽しい競争に限る」という考え。
そのため、何かで競わせる時には楽しいものにし、子供をビリにさせないように自分がわざとビリになるという。

できる限り工夫を
昨今はこの“競争させない”という考えが多くなってきている。
以前の投稿にも書いたが、小学生の柔道全国大会に廃止や、運動会の徒競走での一斉スタート一斉ゴールなどなど。
前者は過度な勝利至上主義が問題視されたものによる。そして後者は…私も徒競走がとても嫌いだったので、個人的に理解できる。
しかし、以下は自戒を込めて書くのだが、忘れてはならないのは“競争が好きな子もいる”ということだと考える。
過度な勝利至上主義や、その競技・競争が苦手な子を無視するようなやり方は疑問が残るが、勝利や競争を励みにし、成長の糧にする子がいるという事実、遊びの中での競争であれば喜んでやる子がいるという事実は、常に認識しておかなければならないと考えている。
その意味で、上述の英語教室の先生は工夫されているのが分かる。

しかし、学校のクラスや運動会などのように人数が多い場合には、工夫にも限界があることもまた事実だろう。それゆえ、“問題が発生しないやり方”になりつつあるのだと想像する。
当道場でも子供たちにコーディネーショントレーニングなど遊びを含んだ運動をさせるが、どこまで競争の要素を残すか、または排除するか、まだまだ試行錯誤中。
当道場は人数が少ないので、工夫の余地はある。
大事なことは、子供たちがちゃんと楽しめる環境を作れるか。そしてその先に成長があるか。
試行錯誤してまいります。押忍

<今日の道場生の一言>
居残り練習タイム、中学生男子道場生に私が「○○(名前)、練習するよ!」と言うとその返事が

「○○ちゃん(自分の事)は帰ります!(≧▽≦)ゞ」サササッ

今の今まで仲間とダラダラしゃべってたやんけ(#゚Д゚)