熱・喉・鼻に空手が効く
押忍、格闘技だけで健康を維持しているなんちゃって指導者です。
なんか体調悪いとか微熱が続くとか、誰しもそんな経験はあるのではなかろうか。
私は以前、よく風邪をひいていた(今は原因が分かってから数年来ひいていない)。
そして、微熱や喉痛などが残っているような状況にもよくなっていた。
そんな時どうしていたかというと…空手の練習をしていました。
あ、この投稿は「体調が悪い時は運動しましょう」という話では決してありません。
熱が出た時には薬を飲んで汗を出して熱を下げると思うが、あれを空手でやっていた。
空手の練習をすると、不思議と微熱も喉痛も鼻水も一発でなくなる。薬よりもよっぽど効果があった。
今だったらコロナの心配があるので、そんなこと到底できないが。
それはあまりよくない事例として、普段から運動で免疫力を高めておくのは大事。
運動習慣を身につけて免疫力アップ
中程度の運動習慣がある人は、習慣がない人に比べて上気道感染症(風邪)の罹患リスクが低いらしい。
また、運動習慣のある人は、習慣がない人に比してガンの発生率が低いそう。
「中程度の運動習慣って、具体的にどれくらいの運動やと?(宮崎弁)」という声が世界中から挙がりそうだが、40分~1時間のウォーキングを週5回というレベル。
よく公的機関が推奨する”健康維持のための運動習慣”と同レベル。
我が闘気塾の練習でいうと、もちろんその人の技術・体力レベルにもよるが、基本稽古や型などを40分程度やり、20~30分をミット練習や組手に費やす。
ちょうど中程度と言えるくらいではないだろうか。
お~。やはり空手万能説。
基本稽古や型などで筋力を維持し、組手やミットなどで体力を向上させる。
そうしているうちに、免疫力が高まるという構図。まさに空手万能。
体の為にもしっかりと習慣として空手を継続していきたいところ。
江戸時代初期の柔術家で医家の三浦揚心は「人が病気にかかるのは、ただ坐食して心身を倦飽させるからだ。これを避けるには、適度な運動をすること」という言葉を残した。
また、徳川家康公は健康オタクで有名な御仁であるが、普段から鷹狩りなど運動をやっており、運動が健康にいい事を知っていた形跡があるそう。
公は、当時としては長寿の75歳まで生きた。
少なくとも江戸初期には運動が健康に寄与することが認識され、その一環として武道・武術の鍛錬が行われていたと見える。
しかし激しい運動をやり過ぎると、反対に免疫力が落ちて風邪をひきやすいらしい。
何事もやりすぎ注意ということで。
楽しみながら運動しましょう。
<今日の道場生の一言>
お母さんに抱きついて泣きながら「試合出ない(ノ∀;`)」
試合会場に入った瞬間から泣き出し、出場直前まで泣きじゃくっていてこの一言。
『今日は無理かな』と思っていたら、なんとか持ち直して無事に4位をもらっていました。
