体重や筋力がある人の有利面
『筋肉』。それは人体の一部であり、人間が活動する上では欠かせないもの。
このブログを見ている世界の半分の人(うそ)にお尋ねするが、『筋肉』という名称がいつからあるかご存知だろうか。
私は知らない。
ご存知の方は、当サイトの問い合わせフォームから教えてください。
筋肉がムキムキな人って強いと思いますか?体重が重い人って強いと思いますか?
色々な格闘技を学んでいる私が実感するところでは、筋肉ムキムキや体重がある人は…強い。
ここでいう『強い』とは、格闘技だけではなく徒手空拳的に強いということ。
体重が重いということは打撃を打った時の威力が大きくなりやすいし、組んだ時にも、体重のある人は岩のように動かないのに軽い方は簡単に体勢を崩されてしまう。
また、筋力が強い人は一瞬の動き(打撃や投げ)が桁外れに強い上に、グラウンド(寝技)の攻防になった時に上になる(上から抑え込む形)になると、下の人はなかなかひっくり返せない。
野獣のあの人
往年の格闘技で人気を博したボブ・サップという人を見たことがあるだろうか。
元アメフトの人で、上体の筋肉が人並外れて発達していて、『ビースト』のあだ名で親しまれた。
このボブ・サップ氏は格闘技経験では劣りながら、その膂力を活かしてトップ選手たちを文字通り力でねじ伏せて、ファンを熱狂させた。
相手選手が動こうとしても、力づくでコーナーに磔にして荒く重いパンチをガードの上から叩き込んでKOする姿は衝撃的であった。
また、以前の投稿にも書いたが、私は20キロ弱重い一般道場生の打撃を受けて肋骨を怪我した。
それほど体重が重い、または筋力に優れるということは武器になる。
しかし、欠点もある。スタミナやスピードに劣る。
以前行われた格闘技イベントでのボブ・サップと元力士の大砂嵐との対戦。両者とも早々に体力を消耗し塩試合を演じてしまったことがある。
上で述べた、私が怪我をした時の組手の相手の道場生も、打撃力は強いものの体力がなくすぐに動きが鈍くなる欠点がある。
筋力と体重の有利・不利
このようなことから、筋力が強い人や体重が重い人は『一瞬の攻防には有利だが、時間が経過すると不利』ということになるかと思う。
また、こういうことも言えるのではないか。『一瞬で決するストリートでの徒手空拳では体重が重い方が有利な面があるが、格闘技など攻防を行う時間のある場合は不利』。
私もたまには筋トレをするし、少しは体重に気を配っている。
要は、格闘技をやる上では”バランスが大事”だと思っている。
『体重や筋力があり過ぎて動きが鈍くならないように・なさ過ぎて頼むに足りない体にならないように』
と、大した格闘家でもない私が偉そうに考察したが、この体のバランスを整えるのがなかなか難しい。
なにかいい方法はないかと常に思っている。
何かいい方法をご存知の方は、当サイトの問い合わせフォームから教えてください。