空手はケガする?

空手はケガする?

スポーツ保険を使ったことが…
基本的に、当道場の道場生にはスポーツ保険に入ってもらっている。
年額、子供1,450円、大人1,850円の保険。

『格闘技はケガが多そう』
『フルコンタクト空手は直接打撃を与えるからケガしそう』
そんなイメージはあると思う。
実は、道場生がケガをしてスポーツ保険を使ったことが…

ある。
調べたら、直近5年で5回ほど。割合で言えば1年に1回。
しかし、その内容を見てみると、組手中の打撃によってのケガはあまりなく、ほとんどは足首を捻ったとかバランスを崩して手をついた拍子に肘を伸ばしたとか。
まぁ他競技でもありそうなケガがほとんどだった。

安全面への配慮が大事
当道場では、子供達の組手はサポーターなしでは絶対にさせない。
また大人の場合も、黒帯同士など技術が向上した者だけ、たま~にサポーターなしの組手をする程度。それも手加減をしての組手。
(一般部(大人の部)の試合はサポーター無しだが)
他のフルコンタクト空手道場でもそういう形を取っている道場が多いと思う。
よって、フルコンタクト空手でも組手中の怪我というのはあまりないのだ。
上記のように、他競技でもあるような打撲や捻挫程度のケガはたまにあるが。

少し古い統計ではあるが、スポーツ安全協会の資料によると、空手の競技別障害発生率は33位(バレーボール6位、バスケットボール10位)。
格闘技であるが故に、安全面に特に配慮している証左であると言える。

引き続き、ケガには十分注意しながら練習しよう。