武道やスポーツの指導者は、実は健康維持が難しい。
稽古時間は道場生や選手の指導に付きっきりで、自分の練習ができないからだ。
私が知る先生方でも、体に何らかの問題を抱える方は少なくない。
もちろん、やりがいを持って指導者をやっているので、自分の練習ができない事自体を恨む人はいないと思う。
しかし、健康を維持するためには意識的に自分の練習時間を作らなければならないと考える。
当サイトのインストラクターページにある通り、当道場の塾長・甲斐清貴は、以前は極めて不健康であったが、40過ぎに空手を始めて健康を取り戻した。
70歳を過ぎた現在でも健康であるし、老眼すらほとんどない。
そんな塾長・甲斐清貴の稽古時間を見ると、やはり子供達の指導に付きっきりになってはいるが、練習前や隙間時間にサンドバッグを叩いている。
意識的に自分の練習をしているのが分かる。
少しの時間でも積み重ねることで十分な運動になっているし、健康維持に寄与しているのだろう。
そんな現在の塾長・甲斐清貴の姿は私の目標でもある。
私も頑張って練習して、健康面でも道場生のお手本となっていたいものだ。


